cafe wakka さん


雨が降ったり、寒さの揺れ戻しなどありつつも、
さすがにぽかぽかし出した4月のこの頃、左京区さんぽに行ってきました。
京都の街の中ではわりに北側の左京区では、まだ桜が残っていました。
満開に咲き誇るさまと、散って花びらが地に伏すさま、
そのどちらもがひとつの風景に収まって
しかもどちらもこれだけうつくしいとあっては、
こんなものを毎年目の当たりにしている日本人には
そりゃあ無常観だとか寂びの概念が根付くはずだわと
うむうむ、と無いあごひげをなでながらひとり納得するこの季節です。


例の車が外されてがらんとしたガケ書房を見て、あらーさみしい!なんて言いつつ、
白川通のなだらかな斜面を上りながら坂つながりでタモリさん(好き)の話などしつつ、
知り合いの焼き菓子屋さんが造形大近くにオープンされたカフェに行ってみました。

cafe wakka さん。

wakkaさんとはイベント出店で一緒になることが多く、
自分のブースの準備を終えてから、お客さんが来る前に
急いでお菓子を買いに向かったものです。
あとはなぜか街中で偶然ばったり出会って
「ええっ!」ってなったりなんかもよくしましたが、
いつお会いしても笑顔がすてきなwakkaさん、
きっとかわいいお店を作らはったに違いない!と
わくわくで向かいましたが、はたしてそのとおり。
階段を昇ってドアを開けると、かわいい世界が詰まった小部屋なのでした。




おなかぱんぱんでおじゃましてしまったため、
スコーンしかいただけなかったのが残念ですが…
ぱくっとかぶりつくと、さくっでふわー、でした。
あったかくて、ふわっとして、甘いものって
世の中でも数少ない、幸せが約束されているもののひとつですね。
写っていないのですが、ラベンダーティーもおいしかったんです。
メニューには他にも、甘いものを中心に
いろんなおいしそうなものがありました。
また試しにゆかねば、と目論んでます。





2階のお店なのですが、大きな窓に囲まれ
日の光がたくさん入って気持ちがよかったです。
テラスもあったので、あたたかい季節に
茶山あたりののんびりな風景を眺めながらお茶するのもええですね。
(左京区って、のんびりじゃない風景を探すほうが難しいですが)





お店の中にはうさぎさんがいたるところに。
動物好きなので、もれなくひとつひとつにきゅんとしました。
写真があまり撮れていなくて伝えきれないのですが、
どのお席も居心地よくしつらえられているようで、
みなさんそれぞれにくつろいでいらっしゃるご様子でした。
仲のよい人となんでもないことをしゃべりながら
おいしいものを食べてお茶できるっていうのは、人生の中でもかなり上位の幸せだ、
みたいなことを私の好きな作家さんが書いていたのですが、
その言葉を思い出すような雰囲気でした。
それが当たり前のことでない、文字通り有り難いことだと
大人になるほどにわかってきてしまうので、
余計にそういう時間は大事にしたいものだと強く思います。
実際に会って話している時間はただただ楽しく過ぎるばかりだったりしますが、
後になって考えれば、そんな記憶こそ鮮やかにまぶしく見えたり。
そういうたいせつな人生のシーンに関わる食の風景、喫茶の風景を
作り出すお仕事ってしみじみすごいよな、と思いました。








さて、次の出店のおしらせも、もうすぐ出来そうです。
ブース場所など細かく決まりましたら、またおしらせいたします。





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