遅ればせながら、新年のごあいさつ


みなさま、あけましておめでとうございます。
なんて、もう言ってはいけないくらい、新年のごあいさつが遅れてしまいました…
私はお正月休みをしっかりいただき、
帰省してのんびりこのうえない時間を過ごしました。
富山、たいへんさむうございまして。
あまりの寒さに、もともとあほになりかけていたわたしの携帯ですが
就寝前には80%、げんきだよと余裕の表情だったのに
翌朝には1%、おたすけきゃふんと悲鳴をあげていたり、
私自身も起きぬけにはつめたい空気に顔面がちくちくしたり、
暖房のついていない室内に干した洗濯物は、一日経っても
ぼくもう一生乾く気ないよ!みたいなびしょびしょぶりだったり、
改めて故郷の冬の厳しさにふるえました。
おかげさまで、京都に帰ってから
年末にはとても寒く感じた朝夕が
「これくらいならまあいけるわい、まだしも皮膚に痛さは感じないし」
程度に思えます。ありがたいこと。







シルク糸をかぎ針で編んだネックレス。極小ビーズの石はシトリンです。
写真ではお伝えしにくいのですが、0.35mmの糸で編んでおり
こまかな編み目が有機的な表情を出しています。





アジャスターに着いた雫型のシトリンが背中で揺れます。
後ろ姿もすてきに映えるように。




こちらはブレスレットです。
糸と石の組み合わせもさまざまにご用意しています。












お正月休みのあいだ、これらを実家に持って帰って編んでいました。
外でしんしん積もりゆく雪が音を吸い取るのか
しみ渡るような静けさの中でかぎ針を動かしひと目ひとめ編んでいると、
普段は味わえないような穏やかな気持ちになりました。

私の70代の祖母は、農業をしています。
雪国ですので冬には外で畑仕事ができなくなりますが、
その農閑期を利用して、地元の中でも大きいとはいえない地区に伝わる
伝統工芸の菅笠(すげがさ)を編んでいます。
お遍路さんがかぶっていたり、農作業の際にかぶるような、つばの広い帽子ですね。
素材になる菅という植物を夏のあいだに天日で干しておき
冬じゅうそれを編んでゆくという、時間も手間もかかる仕事です。
こつこつと編む祖母の姿を、ちいさい頃は特になにも気に留めずに見ていたのですが、
今、大人になったその孫の自分が、
こまかい手作業を積み重ね、誰かの手に渡るものをつくっているということに、
不思議な縁と嬉しさを感じました。
ひさしぶりに家族が集まった時間に、こんなことをしみじみ考えて
いつにも増してよいお正月でした。


さて、今年も昨年以上に、気合いを入れた活動、していきます。
私の思ううつくしいを、アクセサリーというかたちで表し、
外に出て、より多くのかたたちに知っていただくこと、
妥協せずに、たのしく、やっていきたいと思います。
たぶん何度も迷うけれど、その度に誠実で悔やまない判断を、必ず。
初詣でのおみくじは末吉にて
「願い事:破れる」
とかさらりと書いてあったけど、負けないわ。
3文字て。
みなさま、今年もなにとぞよろしくお願いいたします。





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