村上春樹のサンドウィッチ


ごそごそ準備をしています。
今日は梅田と心斎橋へ買い出しです。

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がんばります。





さて、最近は、村上春樹さんの作品をもりもり読んでいます。
はやりものが苦手であまのじゃくな私は、
今までは村上作品のそのあまりの人気さゆえ
あえて読まないようにしていたのですが、
読んでみて、わあ驚愕。
たいへんおもしろい。
当たり前やんけと言われそうですが、何を今更と言われそうですが、
ええ、そのとおり。
読まず嫌いだった私がおばかでした。
新作の発表がニュースになるくらいの人気ぶりも
読まずの扉となる理由のひとつでしたが、
大学の授業で「ノルウェイの森」を読んで、
作品全体を通してたちこめる、死とか虚無とか絶望のにおいにあてられてしまってから
これはちょっとでも気分が落ちている時には読めないなと敬遠してきたのでした。
村上さんについては書きたいことがたくさんあるのですが
さしあたってひとつ書くとすれば、
「この人は食べることを愛しているのだな」という閃きを
文章からじわじわ感じ取ることができますね。
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の
太った娘の作るキュウリとハムとチーズのサンドウィッチの描写、
何度も読んでしまいます。
そして、それがたとえ、まっずいものの描写であっても伝わってくるのだからすごい。
「ねじまき鳥クロニクル」の、ろくに食べられず
捨てられてしまうスパゲティさえおいしそう。
それはこちら側も食を愛しているからこそ、受信できるものかもしれないけど。












上から、燐灰石、モリブデン鉛鉱、蛍石、です。
モリブデン鉛鉱のオレンジ色、あざやか!ですね。
買い出し中、お店でひとめ見てきゅんとなった色です。
全ての色の中でなぜかオレンジだけが直感的に苦手で、
人が身につけているのはなんとも思わなくとも自分ではまず選ばないし
ちいさい頃に使っていたクレヨンでも橙色だけがのっぽのままに残っていたものですが、
自然のものなら好きなのです。
夕陽とか炎とか、どれもずうっと眺め続けていたくなります。
この石もそうですね。
もの言わぬ石がこんなふうにあざやかに可愛く発色していると
なにかを訴えかけているようで、なんだかぐっとくるものがあります。










これも燐灰石のネックレスです。
たいへん好みなので、もし売れ残ったら自分のにしちゃおうかしら…と
企みを寄せたり寄せなかったり。
そういう時に限って売れるのよね。
いや、もちろん嬉しいんですけど!
自分が気に入っていた作品を
同じように気に入って選んでいただける、
それってけっこう、他に変え難い幸せです。







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