本を読むひと


読書が好きです。
本を読むのは至福の時間。
アクセサリーを本腰入れて作るようになって、なにか不都合ひとつあるとしたら、
本読む時間が取れなくなったこと、ていうくらい。
(正に準備でばたばたしている今、こみあげる図書館欲はなはだしく、抑えるの大変)

本を読む時、自分の中で何かが起こっているような気がします。
例えるなら植物が上を向いて丈を伸ばしてゆくというよりは
そのからだの中で、細胞の数をぐんぐん増やしていくというかんじ。
なので、なんだろう成長というよりは成熟、というか。
自分の密度が濃くなっていくような実感は、他人は知り得ない自分の中だけでの出来事です。
資格の有無とかネームバリューみたいなあからさまに可視化されたものさしで評価されて
手っ取り早く満足した気になるようなぺらぺらした考えかたはそこにはないから、
自分の中に雪崩れてくる知識の洪水にも、安心して身を委ねられます。
なにより、文字の羅列から生まれてくる未知のものでからだの中が満たされていく、
それはすこしだけ恐ろしくて、でもとても気持ちのよい感覚です。

だから本を読む人を見かけると、さらりと潔い印象を抱きます。
未知を受け入れる姿勢はうつくしい。
その姿に、私が出来ることといえばこういうことかな、と作ったものがあります。


 

栞です。
珊瑚の薄紅と白、アマゾナイトの緑の組み合わせが綺麗。
どれもてろんとしたテクスチャで、石なのにやわらかな印象です。
あと、海外のマーブル模様のビーズと、
霧がかかったような中で、光がちいさくきらきら乱反射するスワロフスキー。


 

うん、ちょっとかっこつけぎみに書いてしまいましたが、
栞を作ったのは、半分はディスプレイに本を並べたかったから、というのもあります。
ブックセレクト楽しい~。
カフェやったはる人とか、自分のお店にどんな本を置くか、
考えるの楽しいんだろうなあ。



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